めだまロボット
一般に人型ロボットではその形状が人に近づくと不気味の谷と呼ばれる感覚が生じることが知られています。また人らしさを感じるにはロボットの視線の影響が大きいことも知られています。そこで、その性質を逆手にとれば、見た目は機械的でも生き物にみえるメカを作ることがでるかもしれません。そこで眼球を模した球体の中にカメラを埋め込み、そこから得られる画像によって、相手の顔の中心を正確に見つめるように球体を動かす「めだまロボット」を紹介します。また「めだまロボット」を利用する「めだまゾーン」や「めだまインターフェース」などの面白いギミックの展開についても紹介します。
プロフィール
DoiLab こと奈良高専土井研究室はコンピュータや電子技術を使って新しいアトラクションを
提案しています。代表的なシステムとしては、3Dバーサライタや光クレヨンシリーズがあります。これらは、OMMFをはじめ多くの科学イベント等で楽しんでいただいています。最近では、簡単に利用できるようになったAIに注目し、この技術を利用したギミックの製作に取り組んでいます。このほかには自立走行を可能にした農業機械にも注目しています。