NO.75
PLAY A DAY
パラレル滑琴
スケートボードとエレキギターを合体させた楽器「滑琴(かっきん)」は、楽器本体に乗りながら走行することで、アスファルトの凹凸やカーブを曲がる際の体重移動で発音します。街のカタチを演走できる特徴を持ちます。
滑琴は毎年のように部品や技法の開発が進み、各地で演走活動を展開してきました。一方で滑琴の洗練が進むにつれて、開発当初に感じていた「何のための道具なのか/何にでもなれる」ようなカオスが薄れていくようにも感じていました。もっと滑琴で描ける世界図があるのではないか。
今回の展示では滑琴の更なる可能性を探求すべく「もしもこんな滑琴があったら...」とパラレル滑琴をソウゾウします。具体的にはアンプ内蔵モデルや発電モデルを予定しています。