ふれこと

 パフォーマンス「ふれこと」では、IAMASのプロジェクト「次世代パフォーミング アートの創造的研究」内で開発された"手回しデバイス"という装置を使用する。デバ イスの取っ手を前後に回転させると、映像のタイムラインがそれとリンクしながら前 後していきプロジェクションされる。その映像と呼応するように詩が朗読される。  ポエトリーリーディングと映像の音の緊張感のある掛け合い。そして映像によって イメージがよりひろがってゆく言語空間。その中で、映写機に似たデバイスから奏で られる、かたかたという音が、パフォーマーと観客を、静かな世界で包んでゆく。



ポエトリーリーディング 岡澤理奈
音響・システムプログラミング 福島諭
映像 池田泰教

使用機材 /
手回しデバイス ・ MAX/msp ・ i-book (macG3) ・ スピーカー(小さいもの RL) ・ プロジェクタ ・ 小スポットライトスタンド ・ 椅子




frekoto
performer: Rina Okazawa
movie: Yasunori Ikeda
system: Satoshi Fukushima
device design: Daichi Matsunaga