IAMAS非公式ポッドキャスト「ヒアマス」
ヒアマスは「耳で聴く、今のIAMAS」として、教員?在校生?卒業生の活動を紹介する非公式のポッドキャスト番組です。
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IAMASが2014年にソフトピア地区に移転してから2年になります。地元企業や自治体、地 元商店街、公共施設など多くの皆様から連携の相談をいただき、おかげさまで昨年を上回 る件数の連携事業をここにご報告することができました。IAMAS Annual Reports 2015では、 多種多様な連携プロジェクトについて報告させて頂いていますが、改めて振返ってみると、 2015年度は主に3つの特徴があります。 まず、地方創生元年と呼ばれた2015年、政府が施策として掲げた「地方創生」につらな るプロジェクトが各地の自治体や地元企業で実施されました。本学の産業文化研究センター でも地域活性や地域ブランド化など、地方創生に関する相談が多くあり、一体となって各種 プロジェクトに取組んだことです。具体的な地域課題や政策に、IAMASがただ応えるという のでなく、連携パートナーが求める以上の新しい価値や創造といったものをどのように実現で きるのかが、IAMASに問われたと感じます。 次に、岐阜県美術館、岐阜サラマンカホール、大垣スイトピアセンターなど、県内の文化 施設との恊働事業が増えたことがあげられます。展示企画や制作協力、施設の広報支援な ど、連携内容は多岐に亘りますが、これまでの連携パートナーとは異なる新たな地域連携先 の皆様にIAMASの先進的な表現手法を知っていただき、これらに関心をもっていただく機 会を創出することができました。同時に、IAMASの教員や学生も地域の文化施設を活用し、 独創的な表現を地域に問いかけることに積極的になりました。 最後に、これまでの連携成果をベースにした新しい連携のあり方が見えるようになったこと が、何よりも重要な点としてあげられます。単発で終わってしまうイベントや事業が多い中、 IAMASが地域の皆様との対話を大切にしながら継続的に実施するプロジェクトに対し、地域 の中に新しい価値を期待するとの声が多く寄せられました。その延長線上に、息の長い連携 を視野に入れた取り組みをどう切り開くかについての議論がIAMAS内で萌芽としてみられた ことは何よりの成果だと考えます。メディアアートを楽しむ地域の皆様、新しいローカル鉄道 の活用に期待する地域内外の皆様、新しいテクノロジーやデザインを投入するローカルフェスティ バルに期待する地域の皆様など、IAMASが取り組んできた、これまでの連携プロジェクトの 成果を評価していただき、長期的連携を視野に入れたIAMASとの連携プロジェクト事業提 案を新たにいただきました。 これまでの成長経済から定常経済への変革が求められる現代の社会において、産業の在 り方や文化的価値の創造への問いかけは、政府や大企業だけでなく、むしろ地元商店街や 地域コミュニティから強くあがっています。グローバル社会進展の中で取り組むべき喫緊の課 題に直面する世界でIAMASができること、果たすべきことは何かを常に自問しながら、これ からも地道に、大胆に取り組んで参ります。今後とも関係各位の皆様のご支援とご協力をい ただきますよう、よろしくお願いいたします。
ヒアマスは「耳で聴く、今のIAMAS」として、教員?在校生?卒業生の活動を紹介する非公式のポッドキャスト番組です。
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タルイコネクションは、岐阜県不破郡にある垂井町に住む人々を結びつけながら、「遊」「水」「食」をテーマにして垂井町の魅力を発見します。...
「根尾コ?クリエイション」プロジェクトは、岐阜県本巣市根尾地区(旧根尾村)で、何百年にも亘って様々な生活文化を創造?伝承してきた地域住民と外部のクリエイティブなメンバーが交流しながら、持続可能な共創社会について探求することを目的としています。...
「感情認識ロボットPepper」がIAMASで導入されたことを受けて、大垣の街中へ繰り出し学生各自がテーマを探す授業を実施しました。店舗へ企画を持ちかける中で個別の連携へと発展するケースもありました。...
美濃のいえプロジェクトでは、参加する学生それぞれが、フィールドワークや滞在を通して、美濃のいえやうだつの町、町の人たちと対話し、自分のやりたい表現を考え、企画?実施していきます。それぞれが、活動内容やスケジュールを決め進めていきます。3年目は、地域の人たちが主...
2013年から始まった「メディア?地域?鉄道プロジェクト」プロジェクトでは、岐阜県の樽見鉄道、明知鉄道、長良川鉄道、養老鉄道といったローカル鉄道を一つの空間メディア、またはメディア空間としてとらえ、IAMAS の多様なプロジェクト実践の場として活用しています。...
岐阜県美術館庭園で開催された特別企画展「アートまるケット」の作品「花は色の棲み家」で、岐阜県立のアカデミー三校(国際園芸アカデミー、国際たくみアカデミー、森林文化アカデミー)と連携し、作品展示やワークショップの実施を行いました。...
ソフトピアジャパン?センタービル(3Fソピアホール)を会場とし、5日間のアートイベントを開催しました。今回のビエンナーレは新たに「Cracks of Daily Life 日々の裂け目」というテーマを設け、日常の中に潜むさまざまな亀裂に焦点をあてました。オブジ...
羽島メディアアート第2弾として、IAMASの赤松正行教授とRCICの八嶋有司研究員の共同制作による「羽島光陰」を羽島市の旧菱田邸で発表しました。...
2015年に実施した第4回となる「第4回 展開図武道会 ― この椅子いいっすね!」を岐阜県飛騨市古川町のFabCafe Hidaで実施しました。...
岐阜にある日本有数のクラシック音楽ホール「サラマンカホール」とIAMASとが初めて連携し、国内外の電子音響音楽関係アーティストや研究者を一堂に集め、「未来の音楽?文化」を提案する音楽祭を実施しました。「歴史?現在?子供たちへ」をキーワードに3日間にわたって、サ...
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜は、地域における知的活動の中心拠点として地岐阜県内の大学等22校と岐阜県で構成されています。「岐阜?風景映画」プロジェクトは、コンソーシアムと共同で岐阜の風景をモチーフにした映像制作と作品上映を行いました。...
地獄絵スタンプラリーは、浄土院一心寺に収蔵されていた地獄絵をモチーフに、地域で失われつつあった「地獄絵の拝観」という風習をヒントに、スタンプラリーを通じて地獄についてより詳しく知るための参加型イベントへと発展させました。...
ミラノ?デザイン?ウィーク(ミラノ?サローネ)で、アイシン精機(株)の展示ブースでインスタレーショ ン作品「invisibility」を展示しました。...