開発した教材:
?ロゴマーク
?スライド
?ワークシート
?リフレクションシート
?合格証
?人工衛星シール
?修了証
学習資源を活用した学習環境デザインに関する研究ー子ども向け講座「ジュニア宇宙博士認定講座」のトータルデザイン
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称:空宙博 そらはく)では、2022年から子ども向け講座「ジュニア宇宙博士認定講座」のデザインをIAMASの施設「イノベーション工房」およびIAMAS卒業生のデザイナーと連携して展開している。
今年度は、学習テーマである「人工衛星」をモチーフに、トータルデザインを意識した教材の開発に取り組んだ。
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連携先
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
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連携期間
2023.04 - 2023.11
プロセスと成果
講座のトータルデザインを通して、参加者の学習意欲を高められるような環境の提供を目指すとともに、IAMASのデザイン研究を実践することで、そのプロセス、及び効果について考察することを目的に運営した。
今回も、空宙博?本学卒業生のデザイナーおよびイノベーション工房とともに、小学校高学年から中学生の子どもたちが学びや達成感を得られるよう、全6回の講座を通して探索的に活用できる教材を製作した。受講した子どもたちからは、デザイン性の高い教材によって、講座への期待感が高まったというコメントが寄せられた。また、各回の講座で得た気づきをワークシートにまとめていく過程を経ることによって、積極的かつ探索的に学ぶ様子も見られた。
修了証のデザインにあたっては、参加した子どもたちに、ワークショップ終了後も航空宇宙についての学びを続けてほしい意図を込めるため、航空宇宙工学者の三浦公亮によって考案された「ミウラ折り」を採用した。「ミウラ折り」に綴じられた紙面に講座を通じて学んだことの要点と、人工衛星のイメージを展開し、開く/閉じるという動きのあるものとして修了証を制作した。
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開催場所
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
IAMASイノベーション工房 -
担当教職員
- 赤羽 亨
- 高森 順子
- 桝井 孝暢
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運営
トータルデザイン:
大山千尋(IAMAS卒業生)
修了証デザイン?制作:
桝井孝暢(IAMASイノベーション工房)
運営:
赤羽 亨(IAMAS教授 / RCICセンター長)
高森順子(RCIC研究員) -
スケジュール
2023.04 打ち合わせ
2023.05-08 教材開発、講座実施
2023.11 意見交換、来年度の連携相談