MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕 「指先の中の音たち」
8月4日(日)? 9月16日(月?祝)にアートギャラリーミヤウチ(広島県廿日市市)にて、久世祥三さんと卒業生の坂本茉里子さんによるアートユニットMATHRAXの展覧会「指先の中の音たち」が開催されます。
この展覧会では「音にふれる」をテーマに、MATHRAXによる作品を、見たり聴いたりするだけでなく実際に手で触れて体感することができます。
聴くって何だろう?
私たちは耳だけで周りの音を聴いているのでしょうか。たとえば、音に色、味、匂いや温度を感じることもできるのでしょうか。この展覧会では「音にふれる」をテーマに、アートユニットMATHRAX(マスラックス)による作品を、見たり聴いたりするだけでなく実際に手で触れて体感していきます。石に触れてその声を聴く「いしのこえ」や、木のオブジェに触れることで参加者間の音による対話を試みる「ステラノーヴァ」など、言葉とは違うコミュニケーションのあり方を憶えるかもしれません。それは、触れることで聴き、指先の中に自分や他人の存在を感じるような不思議な体験となるでしょう。私たちの身体に問いかけてくるような音たちを手がかりに、思い思いの世界を想像しながらお楽しみください。