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残らなかったものを想起する──「あの日」の災害アーカイブ論

2024年3月11日に堀之内出版より産業文化研究センター[RCIC]の高森順子研究員が編者となる書籍、『残らなかったものを想起する──「あの日」の災害アーカイブ論』が刊行されます。

【災害のあった「あの日」を、あなたはどう伝えますか?】

能登半島地震、東日本大震災、阪神?淡路大震災、御嶽山噴火……

巨大災害が頻発するこの国では、防災、減災、命の大切さといった「残すべき目的」を掲げた「アーカイブ」が作られ続けています。

しかし、そこで残すべきとされるものは、ほんのひと握りでしかありません。
私たちはもっと豊かなものを、もっと多様な手法で、留めたり、取り戻したりすることができるのではないでしょうか。
本書では、現場の偶然性をとりこみながら「残らなかったもの」への想起の回路を開こうとするユニークな15のメディア実践を紹介。

あなたにとっての「災害」、そして「アーカイブ」のイメージを大きく変える実践がここにあります。

『残らなかったものを想起する──「あの日」の災害アーカイブ論』紹介文より引用