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E-FRAMES | 電子ペーパーグラフィック展

11月20日から11月22日の3日間、IMA gallery / amana square にて、アマナデザインのプロトタイピング?ラボラトリー「FIG LAB」の企画にて電子ペーパーによるビジュアル表現の可能性を展示する「E-FRAMES | 電子ペーパーグラフィック展」が開催されます。
本学卒業生の岡本彰生さん、岡本空己さん、ArtDKT(赤羽亨准教授+池田泰教さん)、田中良治さん(Semitransparent Design)、永嶋敏之さん(METAPHOR)、柳川智之さん、横山徹さんが参加します。また本学非常勤講師で多摩美術大学 永原康史教授も参加します。

紙の長所とされる視認性を保ちながら、表示内容を電気的に書き換えられる電子ペーパー。本展は電子ペーパーを作品の新たな支持体と捉え、複数の作家によって電子ペーパーにおける表現の可能性を探る試みです。 電子ペーパーは、直径40μm程度の透明なマイクロカプセル中に正と負に帯電した白色と黒色の顔料粒子がオイルと共に収められ、カプセルは1層のみ薄く2枚の狭い電極板の間に隙間なく並べられ、上下することによって像が表示される仕組みになっています。 現在も発展途上にあるこのメディアは、画像を書き換える際に残像やちらつきが発生することがあり、液晶ディスプレイでは通常見られない、電気的なノイズや不確定要素が思いがけず露出します。
本展では個々のデバイスが持つそうした揺らぎも作品の一部と捉え、この新たなデバイスが持つ表現の可能性を探求していきます。

E-FRAMES | 電子ペーパーグラフィック展 より