連続セミナー2017 「メディアアートの今:「それはメディアアートではない」でなく「それもメディアアートである」という時代へ」
11月10日に開催の、一般社団法人情報処理学会主催のセミナー「メディアアートの今:「それはメディアアートではない」でなく「それもメディアアートである」という時代へ」に卒業生の長谷川愛さん、廣田ふみさんが講師として登壇します。
20世紀には様々な芸術スタイルが誕生した。映像の普及や現代アートの成立、コンピュータグラフィクスからテクノロジー媒体を用いたアート、コミュニティアートなどの無形芸術に至るまで様々なものが生まれた。その中で本セミナーでは「メディアアート」に関わる各人の定義やパネルディスカッションなどが乱立する背景を鑑み、メディアアートという存在そのものの多様性を俯瞰することを目的とする。本セミナーにより、映像メディア、メディア批評、コンピュータグラフィクス、表現技術探求、現代アート(ミクスドメディア)、アート的広告表現など様々な分野に跨ったメディアアートという言葉を回収し、そのジャンルの最先端事例と議論について参加者が一定の解釈を持てるように促す。「願わくば統一的な定義づけを動機とする画一的な方向性を超えて、多様な分野を含むジャンルとしてのメディアアートを参加者とともに探求したい。「それはメディアアートではない」でなく「それもメディアアートである」という解釈を目指す。
連続セミナー2017 「メディアアートの今:「それはメディアアートではない」でなく「それもメディアアートである」という時代へ」 開催概要より引用