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映画『ラジオ下神白-あのとき あのまちの音楽から いまここへ』上映会?トークイベント

2023年9月15日にみんなの森 ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオで、映画『ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』の上映会とトークイベントが開催されます。本学のThe Art of Listeningプロジェクトが主催となり、本作監督の小森はるかさん、ディレクターのアサダワタルさんをゲストにお迎えし、上映後トークイベントが行われます。

ラジオ、歌声喫茶、宅録、ミュージックビデオ……次々と変化する「伴走」のかたち?

いわき市にある福島県復興公営住宅?下神白(しもかじろ)団地には、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故によって、浪江?双葉?大熊?富岡町から避難してきた方々が暮らしている。2016年から、まちの思い出と、当時の馴染み深い曲について話を伺い、それをラジオ番組風のCDとして届けてきたプロジェクト「ラジオ下神白」。2019年には、住民の思い出の曲を演奏する「伴奏型支援バンド」を結成。バンドの生演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた、ちょっと変わった被災地支援活動をカメラが追いかけた。監督は、震災後の東北の風景と人の営みを記録し続けている映像作家の小森はるか。本作は、文化活動家のアサダワタルを中心にした活動に、2018年から小森が記録として参加することによって生まれた。カラオケとは違い、歌い手の歌う速度にあわせて演奏する「伴奏型支援バンド」。支援とは何か? 伴走(奏)するとはどういうことか?「支援する/される」と言い切ることのできない、豊かなかかわりあいが丹念に写しとられている。

ラジオ下神白-あのとき あのまちの音楽から いまここへ』 あらすじより