参与観察
2020年10月14日から10月26日まで京都精華大学 本館ギャラリーにて企画展「参与観察」が開催されます。この展覧会に卒業生のおおしまたくろうさん、杉山雄哉さんが出展します。おおしまさんの個人作品、おおしまさんと杉山さんの合作が展示されます。
足元にうごめく、季節の円環に沿って生生流転する生き物。絶えることなく道路で合図を出し続ける車のウィンカー。感染防止の役割を超えて一種の”マナー”となった世相を反映する、路上の使い捨てマスク。
街はシステムか?表出する場所て?ある。
「参与観察」は人が社会で生きていく際、必ず行う自然な行為である。人は観察という行為によって、社会における自分の立場、視座を明らかにすることか?て?きる。「参与観察」を意識的に行い制作された、古典的な写真や絵画、インスタレーションが共存する今回の展示は、赤瀬川原平らの「トマソン」や、みうらし?ゅんの「飛ひ?出し坊や」「since」なと?、路上観察学の系譜に連なる試みて?あると同時に、街や自らに潜むシステムを明らかにし、作者との社会的立場の距離感をもってこれを異化することを目的としている。
「参与観察」概要より引用