YouFab Global Creative Awards 2019 ファイナリスト選出
IAMAS卒業生と在校生によるクリエイティブチーム Signal compose(大和比呂志、大石桂誉、津曲洸太[修士2年]、森田了[修士2年])と卒業生の高嶺格さんの作品が「YouFab Global Creative Awards 2019」ファイナリストに選出されました。
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Signal compose(大和比呂志、大石桂誉、津曲洸太、森田了)
作品概要:人間と AI 双方が、相手の演奏を即興的に解釈して共演するパフォーマンス作
企画意図: 「人間の演奏をAIが解釈して 共演する(visible)。そこには人間同士ではない別の音楽
演奏および技術仕様: ?ステージ上には3人の演者(演奏者、AIオペレータ兼2chス
制作年: 2018年から2019年
クレジット: All of peformance, composing and system integration by Signal compose (HIroshi YAMATO, Yoshitaka OISHI, Kota TSUMAGARI, Ryo MORITA)
公演名:サウンドパフォーマンス?プラットフォーム 2019
会場名:愛知県芸術劇場小ホール
主催:愛知県芸術劇場
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NIMBY (Not In My Back Yard)
高嶺格
作品概要:望遠鏡の形をした映像鑑賞デバイス。望遠鏡を覗いたときと同じように、筒を向けた先の景色が見える。しかしそこに映るのは眼前の景色ではなく、リアルタイムの景色でもない。作者の経験した風景、沖縄の辺野古ゲート前で土砂の搬入を阻止するデモの風景である。全方位カメラで撮影された映像は、「望遠鏡を覗く」行為により、ヴァーチャルでありながらもリアルな身体的感覚を引き起こす。この作品はキューバのハバナビエンナーレ2019で初出され、あいちトリエンナーレ2019で新バージョンが展示された。ハバナから見える沖縄、愛知から見える沖縄。遠くのものを近くにあるように見ることのできる望遠鏡の特性を応用し、物理的距離を「心理的距離」に置き換えるために制作された映像デバイスである。
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