導入科目
メディア表現基礎3(制作)
この授業では、概念的な大きな枠組みとして「ブリコラージュ」という考え方や制作のあり方を設定した上で、多様な分野からなる学生、教員がある課題に対して共同して取り組んでいきます。
議論の出発点としてクロード?レヴィ=ストロースの「ブリコラージュ」を取り上げ、現代におけるヒトとモノ、モノとイメージ、モノと情報、情報とマテリアルとの関係性や、さらには環境と生存、社会の持続可能性にまで視野を広げ、「なぜ今、ブリコラージュ的な視点が必要なのか」について議論します。
制作において必要とされるのは、「見立ての力」なのかも知れません。あるいは「間に合わせ」であっても伝えたいことを「伝える力」なのかも知れません。一人で考え抜くことももちろん重要ですが、他者と共同作業し、違う視点を取り込みながら、時に意見の違いを乗り越えていく力も必要となるでしょう。創造性、適応性、臨機応変さを重視するブリコラージュの概念は、現代社会におけるコラボレーションの重要性を理解するための貴重なレンズとなるはずです。
担当教員
前林 明次 , 吉田 茂樹 , ホアン?マヌエル?カストロ
講義形態
講義?演習
講義計画?項目
-
計画?項目
- 4月22日
- 授業の概要説明
- 教員からの課題設定?目的の説明
- 質疑応答とディスカッション??
- グループ、あるいは個人による課題への取り組み
- 4月23日
- 制作とディスカッション1
- 4月24日
- 制作とディスカッション2
- 4月25日
- まとめと発表
- 4月22日