Reinhard Gupfinger(ラインハルト グープフィンガー)
留学生
日本には鈴虫の文化に長い歴史があります。
日本では古くから鈴虫が飼育され、その美しい鳴き声によって重宝されてきました。鈴虫を箱の中に入れベッドルームに置くことで、飼い主は夜中のセレナーデを楽しんでいたというわけです。
《Singing Robot Cricket》はこのアイディアを多いに参考にしています。この作品は光を追跡することで自立的に動き回るロボットだと考えられるでしょう。この”鈴虫”は光を感知した時に止まり、光の強さに応じてさまざまな音を奏でます。作品の全ての機能は、この小さなロボットの裏面にある一つのボードによって制御されています。